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 バックナンバー一覧メルマガ登録・解除・変更お問合せ 2003/9/15配信

自衛隊のメシ

 自衛隊ではどんなものを食べてるの?

 これはよくある質問です。そしてこの質問とセットで必ず訊かれるのが「ヘビとかカエルなんかも食べるんでしょ?」

 自衛官だって戦後の教育を受けて、大半がいわゆる中流家庭といわれる環境で育ってきたふつうの日本人ですよ。三度の食事にヘビとかカエルなんか出されたら、退職者続出まちがいなし。いや、むしろ人権問題になります。刑務所の食事だって、そんな素っ頓狂なもの出しませんからね。

 自衛隊には駐屯地や基地ごとに、糧食班といって、食事を作る専門のセクションがあります。資格を持った栄養士がきちんとカロリー計算をして、毎日の献立を決めているのです。

 その献立に基づいて地元の業者から食材を買い付けて、調理長以下の厨房作業員が朝昼晩と欠かさず、隊員たちの食事を作ります。メニューは和洋中なんでもありますが、複数の中から選ぶことはできません。たとえば今日の昼はトンカツと決まったら、全員がトンカツを食べます。日によっては魚の刺身といったあっさりしたものから、ときには血の滴るようなステーキだって出ます。

 ちなみに私が現職の頃、隊員1人あたりの1日分の食費は1000円弱でした。
もちろん自己負担ではなく国の予算です。この少ない予算で必要な栄養を補う、栄養士の苦労は昔も今も大きいだろうと思います。国防を担う、影の功労者です。

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