ひらやんのブツクサ独り言   ON WEB

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 バックナンバー一覧メルマガ登録・解除・変更お問合せ 2004/12/22配信
お人好し日本と自己チュー中国

 

 朝日新聞社が無作為に抽出した1800人余を対象に行なった世論調査によると

小泉首相の靖国神社参拝について「続けたほうがよい」が38%、「やめたほうがよい」が39%と、見方が二分されていることが分かりました。もっとも有効回答率は51%ですから、対象サンプルの半分900人ていどの調査結果です。

 小泉首相は就任以来、靖国参拝を毎年行なっていますが、中国と韓国は強く反発しています。とりわけ中国の反発は強く、胡錦涛国家主席は参拝の中止を首相に求めています。その理由のひとつに「A級戦犯が合祀されている」というのがあります。

 たしかに靖国神社には、東京裁判でA級戦犯として訴追され有罪が確定され処刑された人が祀られていた時期があります。しかしサンフランシスコ講和条約で独立を回復した後、A級戦犯たちの名誉が回復されている事実があります。

すなわち、現在の靖国神社にはA級戦犯は祀られていないのですから、中国の批判はまったくのお門違いということになります。

 昨今の中国は急速に経済発展を遂げ、もはや日本からのODAに頼らなくてもひとり立ちできるでしょうということで、日本国政府は対中国のODAを段階的に減らし、最終的にはゼロにする方針を打ち出しました。中国にはこれにも「カネよこせ」と反発しています。日本の領海ぎりぎりにガス田を作って地下資源を横取りし、靖国参拝で内政干渉した挙句に潜水艦で領海侵犯するという傍若無人ぶり。膨大な人口を養うためになりふり構っていられない事情はあるにせよ、支援を求める態度ではありません。

 中国から日本に留学している学生たちの多くは「日本から多額の支援が行なわれていることを、日本へ来て初めて知った」といいます。あたかも自力で発展してきたかの如く国民を騙し、歴史認識を歪曲して日本への憎悪を植えつけることで不満の矛先を逸らすという中国政府の卑劣な態度には、日本人はもっと怒っていいのではないでしょうか。


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